父とその兄弟は糖尿病で病院にかかっていました。私も40過ぎから血糖値が高めになってきました。
遺伝的な原因だけではなく、カロリーの摂りすぎや高血圧、運動不足、肥満などが糖尿病を招くそうです。
私たちが生きていくためには、食事で摂った栄養は体内で活用されなければなりません。
ご飯やパン、麺類の「炭水化物」は口の中と腸で「ブドウ糖」に分解されます。
このブドウ糖は血液から脳や筋肉などに運ばれてエネルギーとして使われます。
この血液中に流れているブドウ糖の量を「血糖値」といいます。
食事の直後は、誰でも血糖値が上昇しますが、膵臓というところから分泌されるホルモン物質「インスリン」が食後1~2時間くらいの間に血糖値を下げて、食事前の量に調整します。
でも、この「インスリン」の働きが悪かったり、「インスリン」の分泌自体が不十分だったりするので、うまく血糖値を調整できず、「高血糖」状態が続いて尿にまで糖が漏れてしまうのです。
そんなことから、「インスリン」の働き不足や分泌不十分になる状態を「糖尿病」と呼ぶようになったのです。
血糖値のおよその目安は下の表の通りです。
| 正常 | 糖尿病 | 境界線型 | |
| 空腹時 | 110未満 | 126以上 | 110~125 |
| 食後2時間 | 140未満 | 200以上 | 140~199 |
| ヘモグロビンA1c | 4.3~5.8% | 6.5%以上 | 5.9~6.4% |
糖尿病になったと言う段階ではほとんど「自覚症状」はなく、痛みなどを伴うものでもないので、「そんな大袈裟に騒ぐことはない(^^;)」と楽観する人も多いようです。
自覚できる症状の一部に
などが挙げられますが、ほとんどの人が気づかないようですね。
糖尿病の本当の怖さは、実は「合併症」にあるんです!
血糖値が長年に渡り高い状態が続くと、血管の細い部分(細小血管)の血流が非常に悪くなります。
人間の身体のなかで、細い血管が密集している部位は「目」「神経」「腎臓」などです。
日本ではこれらの合併症によって、失明、人工透析にまで及んでしまう患者の数はまったく減っていないそうです。