みなさん、蚕(カイコ)を見たことがありますか?
私の母方の祖父は長野で養蚕をしていたそうです。でも私は今まで生きた蚕を見たことが
ありませんでした。(蚕のサナギの佃煮を食べたことはありますが…)
初めて生きた蚕を見たのは長男が小学校3年生のときでした。理科か生活科授業の一環で、
家に蚕を持ち帰ってきて3週間ほど飼育したときに、初めて蚕をまじまじと観察しました。
多分息子よりも私の方が真剣に観察したと思います(笑)。
みなさんの中には、蚕と言えば製糸業を思い起こされる方が多いのではないでしょうか。
日本は過去、近代化のために多額の外貨が必要でしたが、外貨稼ぎの約50%を絹糸に依存
していたんです。
80年以上も前の1922年(大正11年)には、日本の全輸出金額の49.8%が生糸だったそうです。
今では衰退してしまった養蚕業ですが、長寿と健康に関心が集まる現代の日本で蚕が再び脚
光を浴びているそうですよ。
宇宙空間での長期滞在に欠かせない食糧問題に蚕の蛋白質が注目されているそうです。
宇宙ステーションで蚕を飼育して、それを食べちゃおということらしいです。
また、蚕は血糖値の上昇を抑える効果があるということで、医学界でも注目されているそうです。
更に!蚕はバイオテクノロジーの"工場"として利用価値が高まっています。
新聞などでも大きく報道されましたが、蚕の体を使って他の遺伝子を入れてみたり、医薬品に応
用できる蛋白質を蚕の体内で製造したりと、多くの科学者から熱い視線を浴びているそうです。
難しいことはよくわかりませんが実はこの蚕が私たち家族に、と~ってもハッピーな出来事を
もたらしてくれたんです。